趣味

2017年7月11日 (火)

最高のデートスポット(ヒロアキの独断と偏見)

こんにちは。
ヒロアキです。



何だか、意味深なタイトルを
つけてしまいましたね。



ぼくにとって、最高のデートスポット
はどこかってハナシです。



海?
山?
遊園地?
ショッピングモール?



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どれも違うっす。



まあ、上記のスポットに
いずれは行くことになるでしょう。



ですが、やっぱりぼくにとって
最高のデートスポットであり、
ちょくちょく行きたい場所は
ソコじゃないですね。



この「いちにちいちごいちえ」を
読んでくださった読者さんならば
きっと想像つくかもしれません。



カラオケボックスです。



ぼくは、将来、家庭を持ち、
妻と子どもとで楽しい日常生活を
送るにあたって、その中心に
歌があるようにしたいです。



プロになるわけではないですが、
歌好きに正直でいたいのです。



だからこそ、そこから逆算すると、
デートスポットはカラオケボックスが
いいです。



でも、ぼくのワガママな人生プランを
加味しなくても、カラオケボックスは
素晴らしいデートスポットだと
思います。



いや、だって、そうでしょ?



個室だもん(笑)。



他の誰にも話しかけられることなく、
何かいろいろと話せるんですよ?



当然ながら、歌うことに抵抗のない
彼女である必要がありますが、
そうであれば、とにかく歌って
楽しい時間を過ごせます。



選曲によって
話題も弾みます
し。



ぼくって、独り言は多いですが、
ヒトとふたりきりで話すとなると、
気にしちゃってつい言葉が
出てこなくなるんです。



そんな時に、音楽は大助かりです。



「これ、いい歌だよね」
という「ド」スタンダードなセリフ
からでも、話題が広まっていきます。



いろいろ話して、音楽の趣味のことで
共通点が見つかったら、
もう「ヤッター!」でしょう(笑)。



ここまできたら、
もう濃密な時間。



この時間でふたりの間が急接近したら
もうその後どこに行っても
大丈夫。



信頼ができたら、
ビジネスも恋愛も、
「とりあえずは」勝ち
です。



でしょ?



●  ●  ●



実は昨日、マイナビで
カラオケデートのことが特集された
記事を読みました。



そこに、彼女にされるとうれしい
胸キュン行動と、されると引く
NG行動が箇条書きで
まとめられていました。



○胸キュン行動○



1. 歌っている最中に
目線をこっちに向ける

2. 真剣に歌う

3. 隣に座る



1は、いわゆるYouTubeの
「歌ってみた」動画の
カメラ目線ですよね。



かわいい。いい(笑)。



2は、ぼくが一番求めている
ポイントです。



音程を外したとしても、
真剣に歌えば、それだけ歌うこと、
そして一緒にいる時間を
大切にしている証ですし。



一生懸命な姿は、大好きです。



3まできたら、ヤバいです。



期待以上の、「絵になる」
シチュエーションですね(笑)。



ナマの歌声が、ち・か・い・・・。



性欲、アドレナリン、
もうドッバドバですよ。



×NG行動×



1. 歌に入り込みすぎ

2. 歌を聴かない

3. バカ騒ぎ

4. 曲泥棒



1は、実はぼくはそこまで
気にしないタチです。



周りが引けてしまうほど
超感情移入する様を示しているのかも
しれません。



ですが、歌に一生懸命であれば
ぼくはむしろNGだと思いません。



2はアカン。



いわゆる、歌っている途中の
スマホやトイレですよね。



自分に気がないのかなと思って
悲しくなります。



退き時を考えたくなります。



3は、言語道断。



カラオケ「デート」の目的を
ちっともわかってない(笑)。



4は、いわゆる自分が歌っている時に
それ以上の声で歌ってくる場合。



あとは、コーラスの部分を
大げさに歌う場合ですね。



主役を横取りする行為。



まあ、ちっとならば、いいかな。



●  ●  ●



これ以上カラオケ論議を書くと
果てしなくなります。



まあ、カラオケボックスは、
個室でふたりきりで話せて、
しかも音楽のことから話題を
広められるスポットですね。



音楽好きで、歌うことに
ためらいがないコとならば
もう個人的に最高の場所です。



末永い付き合いに結びつかないと
しても、今年中に実現させて
みてえもんだ。



絶対、楽しい(笑)。



END



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2017年7月 1日 (土)

待ってろ、La Diva

こんにちは。
ヒロアキです。



ひとつ前の「『ナマ』には勝てない」
という記事とつながるのですが、
ナマの歌声には、敵いません。



ぼくは、心の底から
「自分だけの歌姫」を
欲しがっている
ようです。



そう、La Divaを。



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ぼくは、男女問わず
様々なアーティストの楽曲を
聴いてきています。



中には歌詞に感情がこもっていて
ものすごく歌がうまいヒトもいます。



女性アーティストに情感たっぷりに
歌われてしまったら、
もう心穏やかではありません。



オトコの性なのかもしれませんが、
ホレてしまうことは疑いません。



だから、ぼくをホレさせてしまう歌姫
(Diva)を、これからもまた
探していくのだろうと思います。



・・・・・・



しかし、しかしです。



ナマの歌声には、
やっぱり敵わないですね



ぼくがすぐに会いに行けるコが、
カラオケなどで、ナマで
歌を披露してくれたら、
完全に心を持っていかれます。



ぼくの生涯No.1の歌姫は、
ココから輩出されるでしょう。



そのコの歌の音程が
ちょっとくらいズレようとも。



いくら音程が外れず、
ものすごく感情をこめて、
ビブラートもしゃくりも効かせて
歌うアーティストが出たとしても。



プロの歌手だとしたら、
大概は機械越しでしか
その声を聴きません。



ナマで聴けるなんて
めったにできないのです。



聴けたとしても、
その歌手はぼくだけのものでは
ありません。



大勢のファンがいます。



だから、完全に別世界のヒトだと
思ってしまうんですね。



でも、プロの歌手じゃなく、
その場にいるコだったら。



歌う曲が、あたかも
ぼくに向けられたメッセージで
あるかのように伝わります。



歌い終わった後も、
まだそこにいて、
一緒に話すことができます。



これこそ、唯一無二でしょう。



音程がズレないことは、
重要じゃないです。



聴いていて気持ちいいか
どうかですから。



有名なんかじゃない。



まして、プロでもない。



門外不出の、ぼくだけの歌姫。



La Diva。



そんな存在が現れたら、
もうこれ以上はいりません。



プロの歌手でぼくの心が癒される
ことはなくなるでしょう



・・・ああ。



イメージすればするほど、
ぼくは官能的になり、
衝動を抑えられなくなります。



彼女の歌声が、すぐそばから、
振動となってぼくの耳に入ってくる。



歌詞が、あたかもぼくに向けられて
いるメッセージであるかのように
すーっと入ってくる。



テクニックを駆使していたら、
それを使う一瞬を、
逃さずに聴きとれる。



もしビブラートがかかろうものならば
口元、横隔膜、腹筋、
あらゆる場所を覗いて、
震える器官を目の当たりにする。



五感で、彼女の歌を
浴びて、催眠状態になる。



ああ、なんて罪作りな(笑)。



●  ●  ●



わかっていますよ。



そんな歌声にホレてしまうだけで
この荒れ狂うリアリティーを
乗り越えられるはずがないと。



金銭のやりくり、
空気の読み合い、
時々の気遣い、
環境づくりと生活の知恵。



高いレベルでシンクロさせてこそ
男女の交際は成立します。



つらい時に、その歌声に
癒してもらい、励ましの声を
送り続けるだけでは
世の中何ともなりません。



わかっちゃいるんです。



でも、ぼくは求めています。



La Divaを。



ナマで聴いて、その歌声がキレイだと
いうことを直接伝えて、
いつまでも歌って、ぼくを癒して
くれないか、と言いたい
です。



ぼくの変人ぶり全開ですが、
きっと、ぼくは歌声フェチなのかも
しれませんね。



究極の理想は、ぼく自身も
歌唱力を上げて、
ふたりで事あるたびに
一緒に何かを歌う。



そんなディズニー映画のような
生活を送ることです。



もう何回もこのブログで
書いていることですが・・・。



●  ●  ●



これからぼくがリボーンしていく
下半期、常にLa Divaを
シークすることでしょう。



待ってろ、La Diva。



歌い踊る生活を、
一緒に送ろうじゃないか。



そして、一緒に
棺に入ろうじゃないか・・・。



END


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「ナマ」には勝てない

こんにちは。
ヒロアキです。



今に初めて思ったことでは
ないのですが・・・。



やっぱ、「ナマ」には
勝てませんね。



歌声も、スポーツも。



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休日の午後、このどこかけだるい
時間帯は、ついぼくの心が
よからぬ方向に動いてしまいます。



夜になれば、
またテンションが上がってきて、
その日のタスク、明日の準備等に
取りかかれるのですが。



この時間帯だと、どうしても
妄想癖が激しくなります。


そして、激しくなった妄想癖で
浮かんできた思いなのですが。



ぼくはナマの興奮を
もっともっと味わいたい

思っています。



毎日味わいたいとは言いませんが、
これまでの人生を振り返ったら、
まだ頻度が少なすぎる気がします。



スポーツで言えば、
まさに現地観戦です。



ネットの速報より
テレビ中継より、
やっぱり現地観戦です。



これまで現地観戦をしたことが
あるスポーツと言ったら、
プロ野球と夏の甲子園くらい。



ただ、現地の雰囲気は
やっぱりすごいです。



選手の動き、ギャラリーの動きが
リアルに目に飛び込み、
その反応が、音と熱とともに
ブワッと押し寄せてくる。



興奮状態になったぼくは、
そこで見る空もグランドも、
座るベンチも、すべてを
特別視してしまいます。



そこでいただくグルメもお酒も、
味が日常と全然違う。



もうハンパなくうまくて(笑)。



非日常の空間にいると、
日常的に味わうはずのものが
みんな非日常になる
のです。



「朱に交われば赤くなる」では
ないですが、ナマの空気は
ぼくのカラダで感じるものすべてを
変えてしまうんですね。



なんていうか・・・、
皮膚全体が、ちょっとだけ
くすぐったい
んですよ(笑)。



さぶいぼ立っているからか、
いつもの皮膚じゃない。



いつもの皮膚じゃないから、
いつものぼくのカラダじゃない。



だったら、すべてが変わるのは
当然のことで。



自分の経済的ステータスを上げて、
忘れかけていたナマのスポーツの
興奮を、また味わいたいです。



できれば、今度はテニスで。



●  ●  ●



ナマで興奮するのは、
スポーツ観戦だけじゃありません。



音楽もしかり。



ぼくは日常的に、
好きなアーティストの音楽を
Walkmanを通じて聴いています。



音楽が流れてくると、
そこがヒトでごった返す
電車の中であっても
歌いたくなってしまいます。



少なくとも、カラダは
ピクピク動きますね(笑)。



それだけでも興奮はするのですが、
演奏も歌唱も、どうしても
機械越しで終わります。



機械を通じない、ナマ演奏、
そしてナマの歌声には
敵うはずがありません。



振動が、リアルにどっと
押し寄せてくる。



そして、周りのみんなが
興奮のるつぼと化しているので、
ぼくももう遠慮する必要がなく
カラダとともに、歌い出す。



ナマの演奏とナマの歌唱は、
無料ライブで立ち止まって
見るのもいいですが、
やっぱお金払いたいです。



興奮が全然違います。



それは、2013年11月に、
さいたまスーパーアリーナに行って
スキマスイッチのライブを見て
体験済みです。



あの興奮体験は、きっと一生
忘れることはないでしょう。



そして、またナマのライブを
見に行きたいですね。



好きなバンドの大規模なライブでも
いいですし、シックなジャズも
いいですね。



ナマで見たら、
終わった後に、盲目になるでしょう。



後日もぶっ飛んだままで、
知り合いに地球外生命体だと
言われても本望ですね(笑)。



●  ●  ●



きっと、スポーツと音楽の他にも
ナマで味わってものすごく
感動できるものはあるはず。



機械越しであるのと
ナマのものと、
一番の違いは、振動でしょうか。



音がすぐそばから聞こえてきて、
しかもそれに対するギャラリーの
リアクションが、振動になって
伝わってくる。



それがぼくのカラダのどこかと
化学反応を起こすのでしょう。



きっと、そのナマの感動に
慣れてはいけないのかもしれません。



慣れて感動が薄れていくのは
もったいない気がしますから。



だけど、まだまだ足りない。



ナマの興奮に
もっとKOされたいです。



何だかんだ言っても、
やっぱり「ナマ」には
勝てません。



END


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2017年6月19日 (月)

これは、楽しい幻想だ

こんにちは。
ヒロアキです。



今日はこれまで、日頃の
「いちにちいちごいちえ」のメモの
内容を振り返っていました。



まだ3ヶ月のレビューにとどまって
いますが、その3ヶ月の中でも
心は激しく揺れ動いていましたね。



暴走して止められなくなり、
ヒトを殺めてしまう一歩手前まで
追い込まれたこともあったかも。



いや、大げさじゃないっすよ;;。



そんな時、ことごとくぼくを
助けてくれていたのが、音楽。



音楽のおかげで、ぼくの心は洗われ、
また元気になれてきたのです。



元気な時でも、音楽は
もっと元気にさせてくれました。



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音楽は、タイミング次第では
ぼくをあっという間に
「楽しい幻想」へ引きずり込みます。



リアリティは淀んでいて、
どす黒いことすらあっても、
音楽が、ファンタジーへと
誘ってくれるのです



読者のあなたも、
音楽好きならばきっとわかると
思います。



・・・・・・



昨日17日、東京にラーメンを
食べに行った時も、
電車の中で不思議な幻想を
味わいました。



現実は厳しいはずなのに、
もうそれを吹っ飛ばしてしまうほどの
楽しい幻想でした。



先週初めて手に入れたCDアルバム。



それを初めて本格的に聴きました。



そのアルバムは、
歌手が様々、オムニバス。



しかし、コンピレーションアルバムと
いうわけではなく、完全な新曲で、
テーマも言ってしまえばカオス。



日本でもトッププロの
サウンドメイカーが企画した
アルバムでした。



個性豊かな歌手が、
ダンサブルだけどおとなしくて洒落た
楽曲を歌っていきます。



そのリズムのよさにぼくは
感覚がマヒしていきました。



魅入られてしまって、
目を閉じたり半開きにしたり(笑)。



そして、電車で座席に座った後、
なおも聴いていると・・・。



ドアを挟んで向こうの
乗客が消えたような気がしました。



景色も完全にブラックアウト。



やがて、ぼくのいる7人掛け座席と
その向かい側の座席にのみ
スポットライトが当たりました



同じく座っていた、
8人くらいの乗客。



見渡してみれば、
みんな若いじゃないか。



そして、その時流れていた楽曲を
隣のイケメンくんが歌っている
錯覚がしました。



曲が変わって、女性歌手が
歌うものになると、
今度は向かい側の女のコが
情緒たっぷりに歌っているような。



曲が変わるたびに、
周りの乗客が歌って、
ぼくにその歌声を聴かせている
錯覚に襲われた
のです。



・・・・・・



実は、この感覚って、
初めて味わうものではありません。



歌唱力の高い女性のアルバムを
聴くときは、近くにいる女性が
ぼくにその歌声を聴かせていると
思い、脳を騙しています。



そうすることで、感情移入ができ、
ぼくのしょぼい姿のことも忘れて
快楽を感じることができます。



本当は目の前にいる女性が
高い歌唱力を持っているかなんて
わからないのに。



あたかもそうであるかのように
思えば、エクスタシーを感じられる。



ああいう時は、
ぼくがぼくでなくなりますね。



・・・・・・



アレと同じ感覚が、
17日の真昼間の電車の中で
蘇ってきました。



誰もが、音楽にホレ込んで
ぼくを快楽へと導いている。



それにぼくも呼応する。



究極に、楽しい幻想です。



でも、ヒトの脳じゃないと
こんなことってできないはずです。



音楽のある生活、
そしてぼくが人間であることが
ものすごくありがたく思えてきます。



●  ●  ●



もちろん、そんなことが
現実になるなんて、
今のままじゃまずあり得ないのは
わかっています。



だけど、心が沈んでいる時は、
たまにはこんな楽しい幻想も
必要なのかなと思いました。



・・・・・・



もし、本当に歌のうまいコが
ぼくのそばで、ぼくのために
歌ってくれたら・・・。



もうメルトダウンしそうだ。



・・・またそんなこと考えてるし。



END


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2017年6月15日 (木)

いつ、どうやって「メガシンカ」するか(テニス観戦 New Ball)

こんにちは。
ヒロアキです。



前回の全仏オープン決勝を
レビューした記事の続きです。



ぼくは、今回の全仏オープン、
ローラン・ギャロス・トーナメントで
今まで以上に、長く、熱中して
テニスを観戦しました。



ここまでテニス観戦にハマったことは
ありません。



やっぱり、ハマらせるだけの
魅力と深みがありますね^^。



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そして、テニス観戦にハマったことで
ぼくはまた、テニスの見方が
これまでと変わりました。



ぼくは、今回の「観戦革命」を、
New Ballと名付けます(笑)。



テニスの試合で、途中ニューボールに
なると展開が変わりやすいのと同じ。



おそらくこの要素は、
他のスポーツでも着目しがいのある
ポイントだと思います。



テニス競技人口全体をワクに入れて
捉えると、プロツアーを転戦する
アスリートたちは、
トップレベル中のトップでしょう。



そのトップレベルに位置する
テニスプレイヤー同士の戦いになると
優劣が付くのはどのポイントか、
なかなか答えが出ずにいました。



技術?



もちろん、それが一番でしょう。



コーチを中心に、基礎練習、
実践練習をこれでもかというほど
行い、技術が染みついてきます。



その技術に「穴」があるようでは
食べていくことは不可能ですから。



今回は、この基礎的な技術は
身についているものとして
話を進めます。



あとは、体のコンディションに
お互いに問題がないことも
前提にしないと、ですね。



基礎的な技術、つまり「土台」が
しっかりしていれば、
あとは戦術面の問題になります。



戦術面で差をつけるのは、
まさにタイトルの通り、



いつ、どうやって
『メガシンカ』するか



ということ。



「メガシンカ」って、
ポケモンの話やんけ、
というツッコミは置いといて(笑)。



「メガシンカ」って、
トレーナーとポケモンがシンクロし、
手持ちのポケモンのレベルが
一時的に大きく上がることですよね。



これをテニスに置き換えるならば、
プレイヤーの思いとカラダと
ラケットがシンクロして、
プレーレベルが上がること



よく「ギアを上げる」と
言われることですね。



そう、いつどうやって
ギアを上げるかということです。



おそらく、トップレベルの100人、
もしくはそれ以上の数の
プロテニスプレイヤーも、
本気出せばお互いに渡り合えます。



「地力で勝る」とかメディアでは
よく言われますが、地力の差なんて
ほとんどないというのがぼくの見解。



しかしながら、人間は誰しも
自分が出せる力には限界があります。



プロのテニスの試合は、
基本的に1時間以上は続きます。



1時間もストップアンドゴーを
繰り返しながら、相手の動きを読んで
正確なショットを決め続けることは
とてもできないのです。



だから、プロのテニスプレイヤーは
抑えるところは抑えて、
勝負所で温存していたパワーを
吐き出します



その「勝負所」はどこかという
閃きというか、嗅覚というか、
そういうものがプロによって様々。



セットの立ち上がりかもしれないし、
中盤かもしれないし、
セット終盤かもしれないし。



ビッグサーバーにもなれば
タイブレークになるかもしれません。



もっと言うと、第2セット以降の
ことだってあります。



すなわち、様子見のために
第1セットをまるまる捨てる
大胆なプレイヤーだっています。



最近の錦織圭選手は
そういう傾向があるから
ハラハラさせられるのですが(笑)。



あとは、どうギアを上げるか。



これもプレイヤーによって
様々で、おもしろいです。



ジワジワとレベルを上げて、
相手にそれと悟らせないまま
打ち落とす選手もいます。



逆に、ある「きっかけ」から
一気に爆発する選手もいます。



ニューボールに変わった時、
ラケットを変えた時、
グリップテープを巻き直した時、
コートの場所が逆転した時。



さらに、会心のサーブを決めた時、
そしてストロークで強烈な
ウィナーを決めた時。



たった一本でも「C'mon!!」とか
声を出して、自分を鼓舞してから
突然別人のようになるケースも。



あとは、場当たり的ですが、
主審に警告を取られたり、
ホークアイ(チャレンジシステム)で
自分に不利な判定になったり。



さらにイライラでラケットを
叩き割ったり、ギャラリーから
ブーイングを食らったり。



そういう自分にマイナスの状況から
逆に感情をムキ出しにして、
パワーを爆発させる選手だって
いるのです。



これは本当におもしろい。



●  ●  ●



この「メガシンカ」の方法の妙こそ、
戦術の妙です。



そして、「メガシンカ」して
一時的にステータスが上がった時、
どう攻撃するか
もポイントです。



ショットをより強烈にして、
相手を威圧するのか、
あるいは前後左右上下に振り、
相手を弄ぶか。



これはプレイヤーによって、
全然違います。



そこを研究しながらテニスを見ると
すごくおもしろそうだと思いました。



今は赤土(クレー)シーズンを終え、
芝(グラス)シーンに突入した
ところです。



一番テニス「らしい」けれど
一番危険なサーフェスです。



ここでの各プレイヤーの駆け引きに
注目していきたいです。



END


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2017年6月14日 (水)

赤土の支配者は「楽しみぬいた者」に(ローラン・ギャロス決勝)

こんにちは。
ヒロアキです。

フランス・パリ、
スタッド・ローラン・ギャロス。

5月28日から15日間にわたる、
赤き熱き戦いが幕を閉じました。

おおむね天気に恵まれ、
例年にない暑さの中で
数々のヒューマン・ドラマが
生まれました。

Roland_garros_2

決勝戦は、男女ともに
お互いの心理状態が激しく動いた
おもしろい戦いでしたね。

10日(土)の女子決勝と、
11日(日)の男子決勝。

試合内容こそ、全く異なったものに
なりましたが、2つの戦いには
共通項があったように見えます。

タイトルの通り、
「楽しみぬいた者」が
頂点に立った
、ということ。

もちろん、あと一歩で頂点に
届かなかった準優勝者は、
楽しみ以上に悔しさがあるはずです。

しかし、それを抜きにしても、
チャンピオンはこの上なく、
おそらく詰めかけたギャラリーよりも
この試合を楽しんだと思います。

まるで、この試合が、
テニス人生、はたまた生涯で
最後の試合であるかのように。

●  ●  ●

簡単にそれぞれの決勝戦を
振り返ってみます。

女子決勝。

[3]S.ハレプ 1-2 E.オスタペンコ
(6-4, 4-6, 3-6)

女子テニス界でも
かなりセンセーショナルな日と
なりました。

ラトビア勢で、男女通じて
初のグランドスラムチャンピオン。

オスタペンコ選手が
自身最初のツアータイトルで
いきなり最高峰のグレードの
大会のタイトル保持者に。

第1セットこそ、準決勝までの
爆発的な勢いが戻らない
オスタペンコ選手を、ハレプ選手が
果敢に攻めて奪いました。

しかし、第2セットで
劣勢の状況から、オスタペンコ選手が
ついにアイスブレイクします。

ここからの反撃は、
まさに「圧巻」でした。

このまま去ったら悔いが残るだけだと
思ったのか、溜めこんだ力を解き放ち
ハレプ選手を攻めで圧倒。

ハレプ選手はラリーの正確さから
じわじわと相手を痛めつける
スタイルをとります。

しかし、オスタペンコ選手は
そもそもそのラリーをさせずに
いけるボールは全て容赦なく
アタックしてきました。

そのスピードは女子離れ。

ここまでの痛烈なアタックは、
2セット目3セット目とフルには
続かないと思いました。

しかし、続きました。

なぜなら、「楽しんだ」から。

この舞台で戦えることが
最高にラッキーだと思って
アドレナリンが出まくったのかも。

オスタペンコ選手は、
もはや戦略も戦歴もアタマになく、
勢いに任せて攻めた気がします。

「元気があれば何でもできる」と
誰かさんが言っていましたが(笑)、
オスタペンコ選手がそれを
体現するカタチとなりました。

・・・・・・

一方、男子決勝。

[3]S.ワウリンカ 0-3 R.ナダル
(2-6, 3-6, 1-6)

世界が認める「クレーキング」こと
ナダル選手が、ついに
恐るべき金字塔を打ち立てました。

全仏10度目の戴冠。

グランドスラムのタイトル数は
あの往年の名選手P.サンプラス選手を
抜き、R.フェデラー選手に次ぐ
15となりました。

あのテニス界の永遠のライバルであり
華のふたりが、ワンツーに。

しかも、一度成績が振るわないだけで
「クレーキング終焉か」などと
叩かれる運命にあるナダル選手。

去年は、実際そうでした。

その彼が、凄まじいほどレベルを上げ
全盛期を超えるくらいの圧倒劇で
赤土の舞台の頂に駆け上がりました。

失ったセットは、7戦でゼロ。

失ったゲーム数もわずか35。

すべてのセットを6-2で奪っても
届かないレベルです。

彼は決勝戦前のインタビューで

「この舞台に立つときはいつも
ナーバスになる」

という旨の言葉を残していました。

ナーバスになるのは事実でしょう。

しかし、それ以上に、昨年の
故障を経て、ローラン・ギャロスの
最高峰の舞台でまた戦えることを
「楽しんで」いたに違いありません。

最高にアガったことでしょう。

でも、それにしても、
準決勝のA.マレー選手との激闘で
強打をことごとく入れていた
ワウリンカ選手。

乗せると止められない彼も、
ナダル選手の充実した姿の前では
こうも圧倒されるものなのかと
衝撃でなりません。

試合序盤は、決勝戦らしく、
お互い硬さが目立ちました。

ショットは、大概ミスするか、
勢いがないかのどちらか。

先にアイスブレイクした
ナダル選手が、そのまま
第1セットを奪いました。

6-2というスコアはなかなかの
大差でしたが、
ぼくとしては、まだ想定内でした。

「クレーキング」がすごかったのは
ここからのマネジメント。

ワウリンカ選手は、ナダル選手相手に
もう様子見していては勝ち目がないと
踏んで、アタックしにきました。

だが、ナダル選手には余力が
たっぷり残っていて、
ワウリンカ選手に並行して
自分でもギアアップしてきたのです。

必死こいて深め深めに返しているのに
いとも簡単に返してくる。

しかもその球がこれまた深い。

次第にワウリンカ選手が攻める
コースをナダル選手にことごとく
読まれるようになり、痛烈な反撃を
受け続けることになります。

攻め手を失ったワウリンカ選手は
防戦一方のままナダル選手の
戴冠を許してしまいました。

ナダル選手は、この特別な舞台で
プレーできることが
本当に楽しそうでした。

テニスは当然相手ありきですが、
相手云々ではなく、充実感の赴くまま
最高のプレーをしているようでした。

今回の決勝戦の第2セット以降の
ナダル選手でしたら、
相手が誰でも圧倒するでしょう。

それくらい、プレーの凄みを
際立たせていったのです。

恐ろしいポテンシャルです。

●  ●  ●

ぼくは、今回ほど
ひとつのテニスの大規模な大会を
がっつり観戦したことは
ありませんでした。

最初から最後までテニス観戦漬けに
なったことで、ぼくはテニスの、
いやスポーツそのものの見方が
変わった気がしました

それについては、
書くとこれまた長くなります。

だから、また次回の記事で。

今回、ローラン・ギャロス決勝で
魂の戦いを見せてくださった両雄に
感謝でいっぱいです。

END


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2017年6月10日 (土)

「師匠」vs.「猛禽」(ローラン・ギャロス決勝戦を前に)

こんにちは。
ヒロアキです。



ここ日本、関東では
ようやく梅雨入りしました。



しかし、梅雨入りとともに、
吹き抜ける風は涼しさをなくし、
生ぬるい夏の風に変わったような
気がします。



それは、フランス、パリ、
スタッド・ローラン・ギャロスからの
熱風でしょうか。



Roland_garros_2




2017年のテニス全仏オープンは、
ついにクライマックスを迎えます。



大人も子どもも、
ギャンブラーも、
健闘虚しく敗れ去った
テニスプレイヤーたちも。



みんな湧く、決勝戦の舞台が、
ついに整いました。



この決勝のカード、
そしてそれまでの勝ち上がりを
見てぼくが真っ先に思った構図は、
「師匠」vs.「猛禽」



赤土クレーコートで
幾度も戦い、試合のアヤを
知り尽くしている「師匠」。



対するは、不屈の闘争心で
相手を力でねじ伏せてきた
怖いもの知らずの「猛禽」。



血みどろの戦いも、
ついに最終局面に突入です。



カードと、それまでの勝ち上がりを
見ていきましょう。



●  ●  ●



まず、6月10日(土)に
行われる女子決勝。



S.ハレプ選手(世界4位)と、
J.オスタペンコ選手(同47位)。



まず、多少波はあれど、
今シーズンに世界上位の実力を
発揮し続け、ついに大舞台で
ここまで勝ち上がったハレプ選手。



これまでの勝ち上がりです。
(敬称略。該当選手は「☆」で略)



1回戦
☆ 2-0 J.チェペロバ
(6-2, 6-3)



2回戦
☆ 2-0 T.マリア
(6-4, 6-3)



3回戦
☆ 2-0 D.カサトキナ[26]
(6-0, 7-5)



4回戦
☆ 2-0 C.スアレスナバロ[21]
(6-1, 6-1)



準々決勝
☆ 2-1 E.スビトリナ[5]
(3-6, 7-6[6], 6-0)



準決勝
☆ 2-1 K.プリスコバ[2]
(6-4, 3-6, 6-3)



一方、今大会一番の台風の目。



戦術云々も何もかもぶっ飛ばして
攻撃の破壊力と若さで圧倒する
オスタペンコ選手。



これまでの勝ち上がりです。



1回戦
☆ 2-1 L.チリコ
(4-6, 6-3, 6-2)



2回戦
☆ 2-0 M.プイグ
(6-3, 6-2)



3回戦
☆ 2-0 L.ツレンコ
(6-1, 6-4)



4回戦
☆ 2-1 S.ストーサー[23]
(2-6, 6-2, 6-4)



準々決勝
☆ 2-1 C.ウォズニアッキ[11]
(4-6, 6-2, 6-2)



準決勝
☆ 2-1 T.バシンスキー[30]
(7-6[4], 3-6, 6-3)



ハレプ選手とは対照的に、
劣勢を何度も跳ね除けて
「流れ」でアップセットを次々と
起こしてきました。



現時点で、彼女はもう世界ランキング
Top20入りを決めています。



あとひとつ勝ったら、
Top10にも行っちゃうかな?



●  ●  ●



続いて、6月11日(日)に
行われる男子決勝。



S.ワウリンカ選手(世界3位)と、
R.ナダル選手(同4位)。



今シーズンのクレーでの戦いの
不安定さを全てここで吹き飛ばし、
猛禽のごとく相手を次々と力で
ねじ伏せてきたワウリンカ選手。



これまでの勝ち上がりです。



1回戦
☆ 3-0 J.コバリク
(6-2, 7-6[6], 6-3)



2回戦
☆ 3-0 A.ドルゴポロフ
(6-4, 7-6[5], 7-5)



3回戦
☆ 3-0 F.フォニーニ[28]
(7-6[2], 6-0, 6-2)



4回戦
☆ 3-0 G.モンフィス[15]
(7-5, 7-6[7], 6-2)



準々決勝
☆ 3-0 M.チリッチ[7]
(6-3, 6-3, 6-1)



準決勝
☆ 3-2 A.マレー[1]
([6]6-7, 6-3, 5-7, 7-6[3], 6-1)



競り合いながらも4回戦までを
すべてストレート勝ち。



そして準々決勝でギアを上げ始め、
チリッチ選手をストレートで一蹴。



トップギアのまま、
準決勝で猛烈なアタックを続けて、
マレー選手の正確なストロークを
最後は「凌駕」しました。



ワウリンカ選手は、
やはりこの重要な舞台で
すべての力を爆発させてきます。



それだけでなく、ミスが減り、
ショットの正確性までもが上がり
相手は手が付けられなくなります。



M.ノーマンコーチと
一体どれほどハードなトレーニングを
積んできたのでしょうか。



一方、世界中が認める
「クレーキング」で、
そのストロークのダイナミックさで
相手を圧倒してきたナダル選手。



これまでの勝ち上がりです。



1回戦
☆ 3-0 B.ペール
(6-1, 6-4, 6-1)



2回戦
☆ 3-0 R.ハーセ
(6-1, 6-4, 6-3)



3回戦
☆ 3-0 N.バシラシビリ
(6-0, 6-1, 6-0)



4回戦
☆ 3-0 R.バウティスタアグート[17]
(6-1, 6-2, 6-2)



準々決勝
☆ 1-0 P.カレーニョブスタ[20]
(6-2, 2-0 →カレーニョブスタが棄権)



準決勝
☆ 3-0 D.ティーム[6]
(6-3, 6-4, 6-0)



なんと失セット0。



世界から、クレーで勝つことを
要求され続けているナダル選手。



そんなプレッシャーの中で
本当に勝ち続けるだけでも
とてつもなく大変なことなのに。



まさかこの波乱ずくめの
ローラン・ギャロスで
失セットもタイブレークの競り合いも
なしでここまでくるとは。



ゲームを奪われずにセットを奪う、
いわゆる「ベーグル」も3回。



あまりの圧倒ぶりに
言葉が出ません。



ノッたら誰も止められないほどの
破壊力を持つワウリンカ選手に
どう立ち向かうのでしょうか。



●  ●  ●



さあ、これからのマッチは、
世界最高峰の戦いです。



今のテニス界に求められるものが
プレーに凝縮されることでしょう。



攻撃。



防御。



戦術。



フィジカル。



メンタル。



闘争心。



狂気。



言葉で説明できない何か。



頂点に立つ者が
持ち合わせているものは?



その答えが、明かされる時です。



END



Roland_garros


2017年6月 7日 (水)

「ほぼ順当」vs.「やや混沌」(ローラン・ギャロス4回戦)

こんにちは。
ヒロアキです。



全仏オープン、
ローラン・ギャロス・トーナメントは
いよいよ大詰めです。



ついに4回戦が終わり、
8強に絞られました。



男女それぞれ、
120人が消えたのです。


※男子の準々決勝は、
悪天候のため6月7日10時現在、
まだ始まってすら
いないのですが。




Roland_garros_2





ぼくは様々な規模の
テニストーナメントをこれまでに
見てきました。


しかし、何度見ても、
四大大会(グランドスラム)は
一日一日が重いです



もちろんテレビ観戦に
とどまってはいるのですが、
現地の熱気がこちらにも
十分伝わってきます。


まあ、一生に一度だけでも
この興奮をナマで味わいたいけど。


●  ●  ●


さあ、3回戦に引き続き、
4回戦の結果をサクッとまとめます。


まず、男子(ATP)。


※敬称略
[5]M.ラオニッチ 2-3 P.カレーニョブスタ[20]
(6-4, [2]6-7, 7-6[6], 4-6, 6-8)


[4]R.ナダル 3-0 R.バウティスタアグート[17]
(6-1, 6-2, 6-2)


[2]N.ジョコビッチ 3-0 A.ラモスビノラス[19]
(7-6[5], 6-1, 6-3)


[6]D.ティーム 3-0 H.セバジョス
(6-1, 6-3, 6-1)


[1]A.マレー 3-0 K.カチャノフ
(6-3, 6-4, 6-4)


[8]錦織圭 3-1 F.ベルダスコ
(0-6, 6-4, 6-4, 6-0)


[7]M.チリッチ 1-0 K.アンダーソン
(6-3, 3-0 →アンダーソンが棄権)


[3]S.ワウリンカ 3-0 G.モンフィス[15]
(7-5, 7-6[7], 6-2)


☆8強☆
[20]P.カレーニョブスタ
[4]R.ナダル
[2]N.ジョコビッチ
[6]D.ティーム

[1]A.マレー
[8]錦織圭
[7]M.チリッチ
[3]S.ワウリンカ


何だかんだ言って、
「ほぼ順当」になりました。


上位8シードのうち、
第5シードのラオニッチ選手を除き
7人が残りました。


そこに、カレーニョブスタ選手が
挑む構図となっています。


しかし、正直に言えば、
よくまあこういうカタチに
収まったよな
、ってところです。


トップシードとて
負けることもあるし、
勝つとしても簡単にはいかない。


わかってはいても、
実際に試合をひとつひとつ
見ていくと、そこまでの苦しみが
如実に感じられます。


中には失セット0の選手もいますが、
まあ8強にもなれば、
必ず今後どこかで失速するでしょう。


それでも立て直さない限り
栄冠は手にできません。


それほど、ここからの戦いは
厳しくなるってことですね。


●  ●  ●


続いて、女子(WTA)。


※敬称略
[8]S.クズネツォワ 1-2 C.ウォズニアッキ[11]
(1-6, 6-4, 2-6)


[23]S.ストーサー 1-2 J.オスタペンコ
(6-2, 2-6. 4-6)


[4]G.ムグルッサ 1-2 K.ムラデノビッチ[13]
(1-6, 6-3, 3-6)


[10]V.ウィリアムズ 1-2 T.バシンスキー[30]
(7-5, 2-6, 1-6)


[3]S.ハレプ 2-0 C.スアレスナバロ[21]
(6-1, 6-1)


[5]E.スビトリナ 2-1 P.マルティッチ
(4-6, 6-3, 7-5)


[2]K.プリスコバ 2-1 V.セペデロイグ
(2-6, 6-3, 6-4)


[28]C.ガルシア 2-0 A.コルネ
(6-2, 6-4)


☆8強☆
[11]C.ウォズニアッキ
J.オスタペンコ
[13]K.ムラデノビッチ
[30]T.バシンスキー

[3]S.ハレプ
[5]E.スビトリナ
[2]K.プリスコバ
[28]C.ガルシア


実に奇妙ですね。


やや混沌としてきました。


トップハーフとボトムハーフで
半分が上位シードの全勝、
もう半分が上位シードの全敗。


涙を飲んだ中には、
ディフェンディングチャンピオンの
ムグルッサ選手もいます。


地元フランス勢が2名
生き残ったのは、
地元のギャラリーにとっては
喜ばしいことです。


しかし、その観衆のヒートアップ
ぶりを喜ばしく思っていない選手も
いる
そうですね。


そりゃあ、アウェーで
本来のパフォーマンスを出せずに
負けてジ・エンドになる選手の
気持ちは、もう・・・。


こうなると、優勝候補は
第2シードのプリスコバ選手か
第3シードのハレプ選手と
いきたいところです。


しかし、女子は本当にわからない。


身体能力と言うよりは
もはやその時のハートでファイトして
強い方が勝つ
、という構図。


ぼくから超強気に言わせれば、
本命不在です。


●  ●  ●


冒頭でも言いましたが、
四大大会(グランドスラム)は
一日一日が重いです。


他の大会にない特別な重厚感が
滲み出ています。


特に、8強以降の戦いは。


この緊張感に慣れることは
きっと一生ないでしょう(苦笑)。


まあ、それでも選手の感じている
緊張感と比べたら、
もう「へ」でもないですが。


ここから先のローラン・ギャロスは、
もう「選ばれし者たち」の
仁義なきデスマッチの場です。


ひとつ勝つだけで、
ひとつの小さな大会を優勝する以上の
ポイントが入ってしまう

恐ろしき世界です。


持っている限りの死力を尽くすか、
隠し球で奇襲するか。


お互いがぶつかった時に、
どんな空気が生まれるのか。


ああ、もうわからない。


見るのが楽しみですが、
正直言って怖いです。


でも、時はもう止められません。


心の準備を、しないとな。


END


Roland_garros




2017年6月 5日 (月)

揺らぐトッププロ、爆ぜるチャレンジャー(ローラン・ギャロス3回戦)

こんにちは。
ヒロアキです。



全仏オープン、
ローラン・ギャロス・トーナメントは
2度目の日曜日を迎えました。



大会は4回戦に突入し、
シード同士の対戦も
見られています。



Roland_garros_3




ぼくはテニス専門の
ブロガーさんとは異なり、
興奮を文章で伝えるのは苦手です。



その代わり、時間が許す限り
テレビ観戦して、非日常の興奮を
少しでも多く味わっています。



ローラン・ギャロスの赤土は
選手同士のフィジカルとメンタルの
駆け引きを過熱させます。



制したものは残り、
見誤ったものは去る。



そこに、ランキングなんて
関係ない。



しかし、ランキングがあるからこそ
上位に対する世間の目は厳しく
勝ち続けないといけない。



どれほどの僅差でも、
どれほどの逆境でも。



その過酷な現実が、
観戦するぼくの心を
さらに奮い立たせてくれました。



3回戦を終えて総括しても、
相見えた両者にランキングほどの
実力差がないことを
痛いほど知りました。



本記事で、結果を数字で
まとめておきます。



●  ●  ●



まず、男子(ATP)
3回戦の結果です。



※敬称略
[11]G.ディミトロフ 0-3 P.カレーニョブスタ[20]
(5-7, 3-6, 4-6)



[10]D.ゴファン 0-0 H.セバジョス
(5-4 →ゴファンが棄権)



[17]R.バウティスタアグート 3-0 J.ベセリー
(6-3, 6-4, 6-3)



[5]M.ラオニッチ 1-0 G.ガルシアロペス
(6-1, 1-0 →ガルシアロペスが棄権)



[6]D.ティーム 3-0 S.ジョンソン[25]
(6-1, 7-6[4], 6-3)



[4]R.ナダル 3-0 N.バシラシビリ
(6-0, 6-1, 6-0)



[2]N.ジョコビッチ 3-2 D.シュワルツマン
(5-7, 6-3, 3-6, 6-1, 6-1)



[16]L.プイユ 2-3 A.ラモスビノラス[19]
(2-6, 6-3, 7-5, 2-6, 1-6)



[7]M.チリッチ 3-0 F.ロペス
(6-1, 6-3, 6-3)



K.エドモンド 2-3 K.アンダーソン
(7-6[6], [4]6-7, 7-5, 1-6, 4-6)



[22]P.クエバス 0-3 F.ベルダスコ
(2-6, 1-6, 3-6)



[1]A.マレー 3-0 J.デルポトロ[29]
(7-6[8], 7-5, 6-0)



[3]S.ワウリンカ 3-0 F.フォニーニ[28]
(7-6[2], 6-0, 6-2)



[21]J.イズナー 1-3 K.カチャノフ
([1]6-7, 3-6, 7-6[5], [3]6-7)



[9]錦織圭 3-2 C.ヒョン
(7-5, 6-4, [4]6-7, 0-6, 6-4)



[15]G.モンフィス 1-1 R.ガスケ[24]
(7-6[5], 5-7, 4-3 →ガスケが棄権)



現状トッププロレベルにいる選手は
無事に4回戦へと進出しましたが、
盤石、苦戦、二手に分かれました。



マレー選手、ワウリンカ選手、
ナダル選手、ラオニッチ選手、
ティーム選手、チリッチ選手は
順当な勝ち上がりです。



特に、載せると優勝候補を食う力を
十分に持っている選手を撃破した
マレー選手、ワウリンカ選手は
見事ですね。



ナダル選手は、わずか1ゲームしか
落とさず、クレーキングの本領発揮。



一方、苦戦したのは
ジョコビッチ選手と錦織選手。



特に錦織選手は、
相手韓国のヒョン選手の
猛反撃に遭い、途中で自身を
見失っていました。



雨による翌日順延に助けられ、
アジアの覇権を懸けたデッドヒートを
錦織選手が制しました。



しかし、もし雨がなければ、
本人の言う通り、ジ・エンドだった
ことでしょう。



そして、涙を飲んだのは、
ゴファン選手とディミトロフ選手。



中でも、ゴファン選手は、
コートサイドのカバーに足を取られ、
よもやの負傷棄権



ゴファン選手自体のコンディションは
何ら問題なく、リードもしていたのに
まさかこんな悲劇的な結末が・・・。



ベルギー本国は、
ヘタしたら訴訟を起こすかな・・・。



●  ●  ●



続いて、女子(WTA)
3回戦の結果です。



※敬称略
[4]G.ムグルッサ 2-0 Y.プティンツェワ[27]
(7-5, 6-2)



L.ツレンコ 0-2 J.オスタペンコ
(1-6. 4-6)



[13]K.ムラデノビッチ 2-1 S.ロジャース
(7-5, 4-6, 8-6)



[23]S.ストーサー 2-0 B.マテックサンズ
(6-2, 6-2)



[8]S.クズネツォワ 2-1 Z.シューアイ[32]
(7-6[5], 4-6, 7-5)



[30]T.バシンスキー 2-0 O.ジャバー
(6-2, 6-2)



[10]V.ウィリアムズ 2-0 E.メルテンス
(6-3, 6-1)



[28]C.ガルシア 2-1 H.シュウェイ
(6-4, 4-6, 9-7)



[14]E.ベスニナ 0-2 C.スアレスナバロ[21]
(4-6, 4-6)



[9]A.ラドワンスカ 0-2 A.コルネ
(2-6, 1-6)



[11]C.ウォズニアッキ 2-1 C.ベリス
(6-2, 2-6, 6-3)



[3]S.ハレプ 2-0 D.カサトキナ[26]
(6-0, 7-5)



[17]A.セバストワ 0-2 P.マルティッチ
(1-6, 1-6)



[5]E.スビトリナ 2-0 M.リネッテ
(6-4, 7-5)



V.セベデロイグ 2-1 M.デュケマリーノ
(3-6, 7-6[2], 6-3)



[2]K.プリスコバ 2-0 C.ビットヘフト
(7-5, 6-1)



ぼくは女子テニスをあまり見ておらず
レビューはちょっとだけになります。
ごめんなさい;;。



全16のマッチのうち、
上位シードは3人姿を消しました。



ローラン・ギャロスの舞台にしては
波乱は少ない方です。



ただ、善戦及ばず、というカタチでは
なく、一方的な展開で
敗れていますね。



テニスはランキングではなく、
地力と戦術と流れがモノを言う。



それがスコアからも見えてきます。



特に、「主導権を握る」というのは
ものすごく重要ですね。



相手に思い通りのプレーをさせない
ことこそ、ぶっちゃけ最も確実な
勝ち方ですから。



●  ●  ●



さあ、そろそろ蓄積疲労が
体を蝕んでいく4回戦。



赤き「狂宴」は、
もう始まっています。



END


Roland_garros_2


2017年6月 3日 (土)

ローラン・ギャロス2回戦を終えて

こんにちは。
ヒロアキです。



5月28日(日)に火蓋が切られてから
テニスの全仏オープンは、
日を追うごとに激しさを増して
きています。



この通称ローラン・ギャロス・
トーナメントの赤土は、
選手の渾身の強打を減速させるため、
長めのラリーがよく見られます。



パワーヒットを武器とする選手に、
それだけでは勝てないぞということを
教えているようですね。



実際、大会は5日分しか消化されて
いないにも関わらず、
容赦なく波乱を起こしています。



まだ2回戦で、優勝までには
5回勝たないといけないのに、
シードがここまで・・・。



Roland_garros_2




ここで、2回戦を終えて、
シード選手の状況を
整理してみます。



2回戦を突破すると、
今大会シード選手の人数分が
残ります。



しかし、現実にはシード選手が
全員残ることはまずなく、
波乱が起きる
ワケで・・・。



まず、男子(ATP)シード選手の
2回戦終了までの勝ち上がりです。



3回戦に残った選手は
「☆」マークで略します。



※敬称略
[1]A.マレー(☆)
[2]N.ジョコビッチ(☆)
[3]S.ワウリンカ(☆)
[4]R.ナダル(☆)
[5]M.ラオニッチ(☆)



[6]D.ティーム(☆)
[7]M.チリッチ(☆)
[8]錦織圭(☆)
[9]A.ズベレフ(1回戦敗退)
[10]D.ゴファン(☆)



[11]G.ディミトロフ(☆)
[12]J.ツォンガ(1回戦敗退)
[13]T.ベルディヒ(2回戦敗退)
[14]J.ソック(1回戦敗退)
[15]G.モンフィス(☆)



[16]L.プイユ(☆)
[17]R.バウティスタ アグート(☆)
[18]N.キリオス(2回戦敗退)
[19]A.ラモス ビノラス(☆)
[20]P.カレーニョ ブスタ(☆)



[21]J.イズナー(☆)
[22]P.クエバス(☆)
[23]I.カルロビッチ(2回戦敗退)
[24]R.ガスケ(☆)
[25]S.ジョンソン(☆)
[26]G.ミュラー(1回戦敗退)



[27]S.クエリー(1回戦敗退)
[28]F.フォニーニ(☆)
[29]J.デルポトロ(☆)
[30]D.フェレール(2回戦敗退)
[31]G.シモン(1回戦敗退)
[32]M.ズベレフ(1回戦敗退)



一番の波乱は、
何と言っても第9シードの
A.ズベレフ選手の1回戦敗退



彼は先々週のローマの
マスターズで優勝しました。



全仏オープンなどの4大大会に
次ぐ規模の大会で、
トップ選手がこぞって出場した
大会で、優勝です。



その大会の決勝を見ましたが、
フォア・バック共にスピードがあり、
厳しいコースにことごとく
決まっていました。



だからと言ってごり押しで
攻めるわけではなく、
力がうまい具合に抜けていました。



だからミスしないのなんのって。



あの安定感を見せつけられると
このローラン・ギャロスも
優勝候補とメディアが騒ぐのも
もっともです。



ですが、結果はこの通り。



その他ですが、
上位8シードに波乱はなし。



あとは、下位シード帯で
シードダウンがかなり発生している
印象ですね。



続いて、女子(WTA)シード選手の
2回戦終了までの勝ち上がりです。



3回戦に残った選手は
「☆」マークで略します。



※敬称略
[1]A.ケルバー(1回戦敗退)
[2]K.プリスコバ(☆)
[3]S.ハレプ(☆)
[4]G.ムグルッサ(☆)
[5]E.スビトリナ(☆)



[6]D.チブルコバ(2回戦敗退)
[7]J.コンタ(1回戦敗退)
[8]S.クズネツォワ(☆)
[9]A.ラドワンスカ(☆)
[10]V.ウィリアムズ(☆)



[11]C.ウォズニアッキ(☆)
[12]M.キーズ(2回戦敗退)
[13]K.ムラデノビッチ(☆)
[14]E.ベスニナ(☆)
[15]P.クビトバ(2回戦敗退)



[16]A.パブリュチェンコワ(2回戦敗退)
[17]A.セバストワ(☆)
[18]K.ベルテンス(2回戦敗退)
[19]C.バンダウェイ(1回戦敗退)
[20]B.ストリコバ(2回戦敗退)



[21]C.スアレスナバロ(☆)
[22]M.ルチッチバロニ(1回戦敗退)
[23]S.ストーサー(☆)
[24]D.ガブリロワ(1回戦敗退)
[25]L.デービス(1回戦敗退)
[26]D.カサトキナ(☆)



[27]Y.プティンツェワ(☆)
[28]C.ガルシア(☆)
[29]A.コニュ(2回戦敗退)
[30]T.バシンスキー(☆)
[31]R.ビンチ(1回戦敗退)
[32]Z.シューアイ(☆)



シード選手の半数近くが敗退、
さらにその半数近くは、
1度きりとなってしまいました。



初日から、早くも現世界女王の
A.ケルバー選手が敗退



善戦及ばず、というわけでもなく
相手のE.マカロワ選手に
まさしく「蹂躙」されました。



確かに、WTAはATP以上に
世界ランキングがアテにならずに
混沌としているのはわかっています。



しかし、ケルバー選手が
ここまで攻め手を封じられて
負けるのも衝撃でしたね。



ディフェンディングチャンピオンの
ムグルッサ選手は、
やや苦しみながらも残っています。



昨日6月2日の試合で、
3回戦も突破したことを
確認しました。



同じく前回ファイナリストだった
S.ウィリアムズ選手は、
出産のため今シーズン全休に。



そんな中、2,000ポイントを
ディフェンドする離れ業を
成し遂げることはできるのか。



今後に注目です。



●  ●  ●



さあ、休む間もなく3回戦です。



ここはラリーを強要させる
特別な赤土の舞台、
ローラン・ギャロス。



また「何か」が、起きるぞ・・・。



END


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